事業内容

JA広島厚生連は県下3病院を運営し、年間延べ外来患者約51万人、入院患者約33万人の方々にご利用頂いています。

3病院に設置しています地域医療連携室を窓口として、自院の患者は勿論の事、地域住民の医療介護の相談、また開業医・医療福祉関連施設等との連携を密にして、地域との医療福祉連携システム構築に取り組んでおり、3病院共に開放病床を設けて開業医との共同診療に取り組んでいます。また、尾道総合病院は地域周産期母子医療センターとして尾三地域を中心に広島県東部の新生児医療を担っています。

救急医療につきましては、救急告示、病院群二次救急輪番制指定、またへき地医療拠点病院指定を受けている吉田総合病院には、高田地区休日夜間救急診療所を併設、さらに尾道・広島両総合病院は地域救命救急センターを開設し、積極的に救急医療に取り組んでいます。

生活習慣病予防と潜在疾病の早期発見・早期治療を目的に、各種検診に取り組んでいます。 JA組合員等への巡回検診、人間ドックや脳ドック、各種がん検診、協会けんぽ検診などの施設内検診合わせて4万人を超える方々のご利用を頂いています。

また、健康管理意識の高揚と普及に、医師や保健師、看護師、管理栄養士などを派遣して、健康教育や講演を実施しています。

介護保険法のスタートにより、地域医療と福祉介護の連携が一層密になってきました。

訪問看護ステーション(広島総合病院)を設置して自院の患者のみに止まらず、地元開業医からの紹介患者の在宅医療、介護を推進するとともに、高齢者介護相談機能の充実を図るため、地域医療連携室にソーシャルワーカーを、また居宅介護支援事業所(吉田・広島両総合病院)には豊富な看護師・介護福祉士経験を有するケアマネージャーを配置するなど、積極的に老人福祉事業に取り組んでいます。